ネットワークおよびエンドポイントセキュリティのグローバルリーダー企業である英国ソフォス (LSE: SOPH 日本法人:ソフォス株式会社 東京都港区 代表取締役 中西 智行)は、本日、MDR(Managed Detection and Response)サービスのパイオニアおよびリーダー企業であるRook Securityを買収したと発表しました。Rook Securityは、あらゆる規模の企業向けに24時間年中無休でセキュリティインシデントを監視、追跡、分析、対応するサイバー脅威ハンターとインシデント対応専門家のチームをサービス提供しています。非公開会社であるRook Securityは2008年に設立され、インディアナ州インディアナポリスに本社を構えています。
ソフォスは、Rook Securityが持つ脅威を検出、調査、対応する機能と、最近買収したDarkBytesのテクノロジープラットフォームを組み合わせて、再販可能なMDRサービスを開発中です。ソフォスは「チャネルファースト、チャネルベスト」戦略を掲げるセキュリティプロバイダーとして、全世界約47,000社のチャネルパートナーから成るネットワークを通じて新しいMDRサービスを提供する予定です。
ソフォスの最高技術責任者(CTO)であるJoe Levyは、次のように述べています。「今日のサイバー犯罪者は、実効性のあるフィッシングメールから最新トレンドである『ハッカー御用達ペンテストツール』にいたるまで、さまざまな手法を駆使して脆弱性を洗い出し、企業を執拗に攻撃しようとします。その結果、企業はネットワーク上のイベントを24時間365日監視し管理する必要がありますが、多くの企業は専門知識を持たず、対策で後れを取ることもあります。あるいは、社内にセキュリティチームが存在しないために24時間態勢でセキュリティを適切に構築・管理することができていません。今回の買収によって提供されるMDRによって、ソフォスのチャネルパートナーはセキュリティインシデントを継続的に検出、追跡、対応する専門サービスをあらゆる規模の企業に提供できるようになるでしょう。」
さらに、ソフォスはSynchronized Securityテクノロジーおよび製品ポートフォリオを、Rook Securityの24時間年中無休サービスに連係適合させる予定です。Rook Securityの専門家は今後、ユーザーのセキュリティ体制を見直して、保護領域内のソフォス製品に最適なポリシーを設定できるようになります。
Rook Securityの創設者で最高経営責任者(CEO)のJ.J. Thompson氏は、次のように述べています。「Rook Securityは、サイバー脅威を検出して排除するMDRサービス(検出および対応のためのマネージドサービス)を提供しています。Rook Securityの専門家は脅威ハンティングとデータ分析を通じて、アクティブな攻撃を迅速に検出し抑止します。この買収により、次世代サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるソフォスにおいて、Rook Securityの専門性と革新的なサービスの提供が大きく展開できることを大変嬉しく思います。両社が手を組むことで、より素早く、より効果的な脅威の検出・対応能力を提供し、企業のサイバーセキュリティを強化することが実現できるでしょう」
ソフォスは、現時点でこれ以上の詳細情報を発表する予定はありません。
ソフォスについて
ソフォスは、次世代エンドポイントおよびネットワークセキュリティのリーダー企業であり、連携型セキュリティのパイオニアとして、エンドポイント、ネットワーク、暗号化、Web、電子メール、モバイルセキュリティソリューションを連携させ、優れた効果を発揮させる革新的なポートフォリオを開発しています。ソフォスの製品は、脅威対策やデータ流出対策のベストソリューションとして認知されており、世界約150カ国で1億ユーザー以上のお客様に採用されています。ソフォスの製品は、47,000社以上の登録パートナー企業から構成されるグローバルチャネルからのみ提供されます。ソフォスの本社は英国オックスフォードにあり、ロンドン証券取引所に上場しています(LSE: SOPH)。詳細については、www.sophos.com をご覧ください。
報道関係のお問合せ先
ソフォス株式会社広報事務局
Tel: 03-6454-6930
Email: sophos@ambilogue.com