Cybersecurity-as-a-serviceを開発・提供するグローバルリーダー企業の英国ソフォス (日本法人:ソフォス株式会社 東京都港区 代表取締役 中西 智行)は本日、国内大手食品メーカーのエバラ食品工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:森村 剛士,以下:エバラ食品)がサイバーセキュリティ対策を強化すべく、Sophos Intercept X Advanced with XDRおよびSophos Managed Detection and Response(MDR)を採用したことを発表しました。
背景と課題
エバラ食品では、新型コロナウィルスの感染が拡大する以前は、20年以上にわたり、エンドポイント保護プラットフォーム(以下、EPP)を利用して、マルウェア対策を講じてきました。しかし、コロナ禍によってテレワークの利用が急速に増えるのに伴い、従来のEPPでは防ぎきれないサイバー攻撃に対し、脅威を検知して通知できるextended detection and response(EDR)を導入し、従来のEPPではできなかった、場所に関係なくデバイスの脅威を通知できるようにする必要に迫られました。
そこで、エバラ食品はいくつかのEDRの選択肢の中から、技術パートナーであるNDIソリューションズ株式会社が推奨し、同社でも利用しているソフォスのエンドポイントEDR製品であるSophos Intercept X Advanced with EDRと併せて(※後にサーバーにも展開)、熟練したセキュリティ・オペレーションの専門家が24時間年中無休態勢で脅威ハンティングおよび修復サービスを提供するSophos Managed Detection and Response (MDR)セキュリティサービスを採用することを決定し、2022年9月から導入を開始し、以降グループ企業への導入を順次進めていきました。
導入後の効果
旧EPPでは、脅威を検知した際、PCを保護するためネットワークを遮断する挙動をしたため、ネットワークにつながらず復旧作業が必要でした。一方、Sophos Intercept X Advanced with XDRでは、ネットワークを遮断することなく、検知から駆除、復旧まで、すべて自動で対処するほか、Sophos MDRの導入により、レスポンスの速いサポートやSophos Intercept X Advanced with XDRに対する対応を享受できるため、エバラ食品の情報システム部の管理業務が従来と比べて大幅に軽減されました。
エバラ食品の導入事例の詳細は、https://www.sophos.com/ja-jp/company/case-studiesからご覧ください。
Sophos Intercept X Advanced with XDR について
Sophos Intercept X Advanced with XDRは、強力なエンドポイント検知・対応と業界トップクラスのエンドポイント保護を統合しています。IT セキュリティ運用ならびに脅威ハンティング用に開発されたIntercept Xは、AI による分析で疑わしい振る舞いを検出・調査します。他のツールとは異なり、見つけるのが困難な優秀なアナリストのスキルを複製することで、人員を増やすことなく専門知識を増やすことができます。Sophos Intercept Xの詳細は、 https://www.sophos.com/ja-jp/products/endpoint-antivirus をご覧ください。
Sophos MDR(Managed Detection and Response)について
高度なサイバー攻撃からお客様のコンピュータ、サーバー、ネットワーク、クラウド ワークロード、メールアカウントなどを保護するために、ソフォスの専門家が 24時間年中無休で提供するフルマネージド型セキュリティサービスです。詳細情報は、https://www.sophos.com/ja-jp/content/mdr-security-services をご覧ください。
エバラ食品工業株式会社について
エバラ食品は、1958年に設立され「焼肉のたれ」「黄金の味」「浅漬けの素」「プチッと鍋」など、それまで市場に無かった調味料を生み出し、日本の食卓に新しいおいしさとワクワクするおいしさを広げています。詳細は、同社公式ウエブサイト(https://www.ebarafoods.com/)をご覧ください。